【都内】人間ドックのオプション検査の種類

人間ドックのオプション検査とは

人間ドックのオプション検査とは、基本的な検査項目に追加して受診できる検査です。基本検査には、血液検査、尿検査、胸部エックス線検査、腹部エコー検査などがあり、オプション検査ではこれらの検査に加えて、CT検査、MRI検査、内視鏡検査など、より精密な検査を受けられます。

年齢、性別、生活習慣、家族歴、既往歴などによって必要な検査が異なりますので、受診の前に医師に相談し、ご自身に必要なオプション検査を検討することが大切です。費用はかかりますが、早期発見・早期治療につながる可能性が高いため、費用に見合う価値があります。

オプション検査の種類

こちらでは、オプション検査の種類を具体的に見ていきましょう。

・CT検査

CT検査は、エックス線で体内の断層画像を撮影する検査です。CTとはComputed Tomography（コンピュータ断層撮影）の略で、エックス線検査より被ばく量が少なく、骨や肺の内部構造などを明確に観察できます。検査時間が短く、広範囲の検査が可能です。また、造影剤の使用で血管の状態を詳しく調べられます。撮影する部位によって、以下の種類があります。

被ばく量が気になる方や妊娠中の方などは、受診前に医師へ相談してください。

・MRI検査

MRI検査は、磁場と電波を利用して体の断面画像を撮影する検査です。エックス線を使用しませんので、被ばくはありません。CT検査よりも断面画像の解像度が高く、軟部組織の状態をより詳しく調べられますが、検査時間が長く、検査中は騒音が発生するという短所もあります。撮影する部位によって、以下の種類があります。

・子宮頸部細胞診

子宮頸がんは、若い女性でもリスクがある疾患です。子宮頸部細胞診では専用のヘラやブラシを使い子宮頸部の細胞を採取し、異常細胞の有無を確認します。2年に1度定期的に検査を行うことが推奨されています。

・乳がん検査

乳がん検査にはマンモグラフィー、超音波検査がありますが、最も一般的な検査はマンモグラフィーです。マンモグラフィーは乳房のエックス線撮影であり、乳がんの早期発見に役立ちます。

どちらか一方ではなく、両方を組み合わせて検診を行うケースも少なくありません。

喫煙や飲酒習慣があり、食生活が乱れがちな男性は、30代からオプション検査を受けたほうがよいでしょう。一方女性は、若くても乳がんや子宮頸がんのオプション検査を受けておくのが望ましいです。

なお、恵比寿健診センターでは、CT・MRI検査は実施しておりません。CT・MRI検査をご希望の場合は、提携している画像検査・診断専門クリニックのご紹介が可能です。